日本語のレストランは英語で書くとrestaurant、フランス語で書いてもrestaurant、もともとフランス語由来のrestaurantですが、フランス語の綴りと発音の関係を知るといろいろなことが見えてきます。
中学の英語でスペルを覚えるとき、restaurantは「レスタウラント」と言いながら無理やり覚えていましたが、フランス語では「au」→「オ」、「an」→「アン(オンに近いアン)」、語末の子音字は読まないことが多い、ということを学ぶとなるほどレストランはrestaurantだと納得できます。
フランス語由来の言葉は街中にいっぱいあります。
「croissant」「maison」「Grand Prix」「gâteau」「Lupin」
クロイッサント?マイソン?グランドプリックス?ガテアウ?ルピンとしか読めないと思っていたこともありますが、
「oi」→「ゥワ」、「語末読まない」、「ai」→「エ」、「eau」→「オ」、「in」→「アン」
のルールで「クロワッサン」「メゾン(一戸建ての家)」「グランプリ」「ガトー(ケーキ、菓子のこと)」「ルパン」と納得して読めます。
普段英語に触れることの方が圧倒的に多いので、英語と同じ綴りや似た綴りのフランス語でも読むのに時間がかかります。ひとつひとつ発音のルールを身につけて初めての単語でもすぐ読めるように奮闘中です。